≠等価交換

 巷には人生を等価交換で割り切った兄弟の冒険活劇マンガがありますね。其の作品風に言うならば等価交換とは、1+1=2のレベルで質量保存の法則が適用される法則と考える様なモノだそうです。私もわりと好きな作品ですけどね。
 現実にそんな法則があるわけはありませんが、似たような事は少なからずある訳です。私は多くの場面で親友友達のお世話になります。カレラ彼女らはこんな不甲斐ない私なのに大抵厳しく、時折少し優しく叱咤激励して発破をかけて私をどうにかこうにか世間一般レベルに近づけるべく高めてくれます。 取るに足らない私の愚痴を聞いてくれて、模範的な道筋を示してくれて、やる気を与えてくれる…とてもとても有り難い事で、感謝してもしきれないモノです。
 デスが私はどうでしょうか?いざ頼られてみると私にしてあげられる事は殆どありません。話を聞いてあげる事は出来ます、おばかな話で少しだけ不安を忘れさせてあげる事も出来るかもしれません。ですが私には勇気づけたり、道筋を示したり できません・・・。私はこれほどにして貰っているのに、私にしてあげられる事はたったのこれだけなのです。これほど悔しい事はありません…。
 「そうだな、5年後位に考えようか。今から楽しみで仕方がないよw」
その時までには私が思うカレラ彼女らの様に、私がなっていたいと思っています。