致命的事実

 日記を書き始めて間もない頃「誤字の科学」「続・誤字の科学」を書いたのを覚えておいででしょうか?私も半分以上忘れているので思う存分忘れてくださってかまわないんですが…そんなはなし見た事がない、という人は何も聞かなかった事にしてください。
 はてさて本題デスヨ。その誤字の科学の中で正答率95%=誤字率たったの5%という研究結果を出しました。ソレが私の個性であるとも考えていましたが…ソレは大きな考え違いだったようです。
 個性という言葉も出てきた事ですし、ソレについて少し考えてみましょう、辞書を引いてみると

個人・個物を他の人・物から区別しうるような、固有の特性。
パーソナリティー

とされています。
 確かに私の誤字は周りとはひと味もふた味も違っていて、私の頭と私のATOKはどういう構造になっているのかと言われるほどです。綿その誤字は胸を張れるモノではないですが個性といえるモノでしょう。
 しかしこの場合ソレが5%だという事が危機的な事実なのです。既に既知の事実としてチンパンジーと人間との遺伝的差は1%程度といわれています、遺伝的差異なんて一塩基多型(SNPs)やマイクロサテライトといった小さな小さな差異でしかないから1%も変わるということはそれほどの意味を持つ事になるのデス。
 そうなると5%も差異のある私はもはや人間として何か致命的に間違った方向に進化(対価)してきてしまっているのではいでしょうか?
 そんな事を考えていてブルーになった私でした。